サッカーで起きた八百長事件

サッカーで起きた八百長事件

サッカーでは優勝争い、残留争い、金銭絡みなど様々な理由で八百長が起こってしまいます。もちろん八百長には罰が科されますが、サッカーの歴史では数々の八百長が起こってきました。

今回はサッカー界で起きた八百長事件を紹介していきます。

 

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マルセイユの八百長事件

マルセイユの八百長事件

この八百長事件は『1992/93シーズンのリーグ・アン、ヴァランシエンヌ対マルセイユ』の試合で起きました。

『マルセイユ』は同シーズンのリーグ優勝争いに加わり、『ヴァランシエンヌ』との試合で勝利すれば事実上の優勝が決まる状況。

6日後にチャンピオンズリーグ決勝のACミラン戦が控えており、優勝を確定させ決勝に集中したいマルセイユは『ヴァランシエンヌ』の選手にパフォーマンスを落とすように持ちかけます。

試合の結果は『ヴァランシエンヌ 0 – 1 マルセイユ』で勝利しマルセイユのリーグ優勝が決定づけられ、チャンピオンズリーグ決勝でもACミランを『1 – 0』で下し、フランスのクラブとして初の優勝を飾りました。

ですがその後『ヴァランシエンヌ』の『グラスマン』に告発によって八百長が発覚し、関係者はサッカー界からの追放や実刑、罰金の処分が下され、クラブは『1992/93シーズン』のリーグ優勝を剥奪、チャンピオンズリーグに関しては優勝こそ剥奪されなかったものの、チャンピオンとして活動する権利が剥奪され『UEFAスーパーカップ』と『トヨタカップ(現クラブW杯)』の出場資格を失いました。

 

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スペインの八百長事件

スペインの八百長事件

この八百長事件は『2010/11シーズン最終節 レバンテ – サラゴサ』の試合で起きました。

この試合は、既に残留を決めていた『レバンテ』と残留のために勝ち点が必要な『サラゴサ』の構図、結果はサラゴサが勝利(1-2)し残留を勝ち取りました。しかし、不自然な金銭の動きがあり、八百長が疑われます。

2014年にスペイン検察当局が起訴し2015年に裁判所が受理。被告人の中には当時日本代表監督であった『ハビエル・アギーレ』の名前もあり、これが原因となり日本代表監督を解任されました。

試合のあった日から約9年半、2019年12月に判決が出ており、被告人42人のうち2011年当時のサラゴサの会長と役員の2人が有罪になり、ハビエル・アギーレを含む残りの40人に関しては証拠不十分で無罪となりました。

 

ヒホンの恥

ヒホンの恥

ヒホンの恥は『1982年ワールドカップ グループリーグ最終節 オーストリア代表 – 西ドイツ代表』で起きました。

既に同じグループの『チリ代表 – アルジェリア代表』の試合は既に終了しており、その結果を受けて『オーストリア代表』は3点差以上で負けなければ1次リーグ突破できる状況で、『西ドイツ代表』は勝利が必須の状況。

試合は前半10分『西ドイツ代表』が先制すると、利害の一致した2チームはゴールを狙わず残りの80分を無駄なボール回しに終始。その結果『西ドイツ代表』と『オーストリア代表』は共に2次トーナメントに進出しました。

この試合は世間からはヒホンの恥と呼ばれるように多くの批判を浴びましたが、FIFAはこの試合を問題としておらず、制裁が下されることはありませんでした。

また、この出来事以降、国際大会でのグループリーグ最終節は同時にキックオフされるようになりました。

 

鈴鹿ポイントゲッターズの八百長未遂

鈴鹿ポイントゲッターズの八百長未遂

2020年のJFL最終節『鈴鹿ポイントゲッターズ – ソニー仙台』で八百長未遂が起きました。

JFLの最終節を前にJ3昇格の可能性を残していたのは『いわきFC』『ヴィアティン三重』『FC大阪』の3チーム。

2020年シーズンの昇格が既に消滅していた鈴鹿ポイントゲッターズにとってはこの3チーム、特に同じ三重県で活動する『ヴィアティン三重』の昇格は望ましくありませんでした。

そこで、ソニー仙台に負けたほうが3チームの昇格の可能性が低いと考えた鈴鹿ポイントゲッターズの元役員が、監督や選手に試合に負けるように指示します。

これは監督と選手が拒否したため八百長は未遂で終わりましたが、日本サッカー協会は該当試合を没収試合(0 – 3で鈴鹿の敗戦)とし、クラブに罰金500万を科しました。また、チーム運営会社社長に1ヶ月間、チームオーナーに3ヶ月間、チーム運営会社元役員に2年間のサッカー関連活動の禁止を科しました。

そして、JリーグはJリーグに加盟するのに必要な『百年構想クラブ』の資格を停止しました。

 

Jリーグで八百長は起きたことある?

Jリーグでは幸いなことに2022年現在まで八百長が起きたことはありません。

ですが、2014年3月8日の『サンフレッチェ広島 – 川崎フロンターレ』の試合で小さな異常が見られたとEWS社から警告を受けたことがあります。※EWS社はFIFAが出資する、世界のブックメーカーと提携し不正を監視するシステム。

後の調査の結果、該当の試合での不正や八百長の事実は認められませんでした。

 

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