サッカーのアジアカップとはどんな大会?

アジアカップとはどんな大会?

『アジアカップ』は『コパ・アメリカ』や『EURO』などに比べると大会のレベルは高くありませんが、日本代表が出場するため注目の大会です。

今回はそんな『アジアカップ』について解説していきたいと思います。

 

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アジアカップとは?

アジアカップとは?

『アジアカップ』とは『AFC(アジアサッカー連盟)』がは4年に1度開催する、アジア最強を決める大陸選手権です。予選を通過した23チームに開催国を加えた24チームが参加します(2019年大会の場合)。

大会の歴史は古く、第1回大会が開催されたのは1956年。これは南米の『コパ・アメリカ』の1916年次いで2番目に古いものです。

 

アジアカップで優勝するとどうなる?

2015年大会までは優勝チームに、各大陸の王者によって争われる『FIFAコンフェデレーションズカップ』の出場権が与えられていました。現在は同大会が廃止されたため、優勝チームに与えられるのは『優勝トロフィーと500万ドル』の賞金となっています。

 

アジアカップでの日本代表の成績

日本代表が初めてアジアカップの本大会に出場したのは1988年大会、結果は1分け3敗のグループリーグ敗退(日本は大学生主体のB代表で参加)。

広島県で開催された1992年大会にも出場。自国開催となった大会では、グループリーグを1勝2分で通過すると、準決勝で中国代表、決勝でサウジアラビア代表を破り初優勝を飾りました。

その後、2000年大会と2004年大会で優勝し連覇を達成。2011年大会では4回目の優勝を果たし、アジアカップ最多優勝回数となりました。

 

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E-1とアジアカップの違い

E-1とアジアカップの違い

アジアカップに似た大会に『E-1』というものがあります(正式名称:EAFF E-1サッカー選手権)。この大会はアジアカップと同じくアジアを舞台としますが、参加する国が東アジアの国だけに限られています。出場国は『日本』『中国』『韓国』に予選を勝ち上がった1チームを加えた4チーム。

また、大会は『EAFF(東アジアサッカー連盟)』が2年に1度開催し、開催地は『日本→韓国→中国』の順番でローテーションしています。

『E-1』が開催されるのが『国際Aマッチデー』ではないため、海外の選手を招集することが難しく、国によっては2軍や3軍などベストメンバーで挑めない現状があります。

これは大会の質を損なうものであり、大会自体の存在に疑問を持つ人も少なくありません。

 

E-1での日本代表の成績

『日本代表』は過去9大会全てに出場していますが、優勝したのは2013年と2022年の2回と、アジアカップの成績と対象的に『E-1』ではあまり良い結果を残せていません。

 

まとめ

今回はサッカーの『アジアカップ』について解説しましたが、いかがだったでしょうか?

『アジアカップ』は『コパ・アメリカ』や『EURO』に比べると魅力に欠けるかと思いますが、日本代表が出場するのでぜひ応援しましょう。

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