サッカーボールの種類と選び方

サッカーボールの種類と選び方
サッカーはサッカーボールが一つあればどこでも出来ます。ではそのサッカーボールにはどんな種類があるのでしょうか? また、どのように選べば良いのでしょうか?

今回はサッカーボールの種類や選び方について解説していきます。

 

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サッカーボールのサイズは用途に応じて1号球~5号球まである

サッカーボールの大きさ

サッカーボールは用途に応じて使用する大きさが変わり、試合で用いるサイズは3号球~5号球になります。

『観賞用』や『小学生の試合』などでは小さいサイズの球が使われ『中高大生の試合』や『プロの試合』などでは大きいサイズの球が使用されます。

 

1号球・2号球の用途

1号球・2号球は試合で使われることはありません。リフティングの練習に使用したり、サインボールやインテリアなど鑑賞用として使用されたりします。

3号球の用途

3号球は『幼稚園児』~『小学校低学年』など『キッズのサッカーの試合』や『小学生のフットサルの試合』で使用されます。

4号球の用途

4号球は『小学校高学年』や『プロのフットサルの試合』で使用されます。

5号球の用途

5号球は『中学生』『高校生』『大学生』『一般』『プロ』の試合で使用されます。また『ビーチサッカーの試合』でもこのサイズが使用されます。

 

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認定球と練習用のサッカーボール

認定球と練習用

『サッカーボール』には『JFA(日本サッカー協会)』や『FIFA』が認定したボールがあり、プロの公式戦では必ず認定を受けたボールを使用します。

これらの認定を受けたボールは性能や品質が保証される代わりに高価なものが多くなります。

 

JFA検定球

『JFA検定球』とは、品質や規格を満たし『JFA(日本サッカー協会)』に認定されたボールのことを指し、認定を受けたボールには『JFA検定球のマーク』が表記されます。

 

FIFAクオリティ・FIFAクオリティプロ

『FIFAクオリティ・FIFAクオリティプロ』は『JFA検定球』と同じく、品質と規格満たしたボールに対して認定されますが『JFA検定球』よりも厳しい基準になっており『FIFAクオリティ』よりも『FIFAクオリティプロ』が厳しい基準になっています。

ワールドカップやクラブワールドカップなど『FIFA主催』の試合ではこれらの認定を受けたボールが使用されます。

 

練習用のボール

認定を受けたボールの他に『レプリカボール』や『トレーニングボール』があります。

これらは性能面でやや劣るものの比較的安価で購入することが出来ます。また、中には認定を受けたボールもあります。

 

サッカーボールの素材と製法

サッカーボールの素材と製法

サッカーボールには様々なサイズがあったように、製法や素材も色々なものがあります。

 

機械縫いと手縫い

『機械縫い』は耐久力が低く、リフティングやボールタッチなど軽い練習では使えますが、試合では使えません。また、安価で購入することが出来ます。

『手縫い』は機械では扱えないような丈夫で太い糸を扱えるため、耐久力が高く練習や試合で使用できます。価格は『機械縫い』よりは高くなりますが比較的安価で購入できます。

この2つの製法は縫い目の部分がやや固くなり、ボールを蹴る感覚が足の当たる位置よって若干異なってしまいます。

 

熱接合

プロの試合や大きな大会で使われるボールで用いられることが多い製法です。

ボールを熱の力で接合しているため、縫い目が無く、ボールのどの位置を蹴っても同じ感覚で蹴ることができます。また、縫い目が無いため耐水性が高く、雨の日でも問題なく使用できます。

この製法を用いたボールは高価なものが多いです。

 

ラテックスチューブ、ブチルチューブ

サッカーボールはいくつかの層に分かれていますが、一番内側の層で主に使われる素材が『ラテックスチューブ』と『ブチルチューブ』です。

『ラテックスチューブ』は空気が抜けやすいですが、蹴り心地か良くボールもよく飛ぶため、プロの試合で使われるボールに多く採用されています。また、ボールがよく弾むため芝のグラウンドでの使用に適しています。

『ブチルチューブ』は蹴り心地はあまりよくなく、ボールもあまり飛びませんが比較的安価で購入できます。また、ボールがあまり弾まないため土のグラウンドでの使用に適しています。

 

サッカーボールの選び方

サッカーボールの選び方

サイズや素材、製法について解説してきましたが、サッカーボールはどのようにサッカーボールを選べばいいのでしょうか?

私は、

  1. サイズ
  2. グラウンドの種類
  3.  性能
  4. デザイン

この優先順位で選ぶことをオススメします。

1.サイズ

『鑑賞用なら1号球か2号球』『小学校低学年なら3号球』と上で紹介したものを参考に簡単に決めることが出来るので最初に決めてしまいましょう。

 

2.グラウンドの種類

芝のグラウンドで使用する場合は『ラテックスチューブ』が採用されているもの、または芝用と記載されているものが良いです。

土のグラウンドで使用する場合は『ブチルチューブ』が採用されているもの、または土用と記載されているものが良いです。

 

3.性能

『FIFAクオリティプロ』の認定を受けているものが性能は良いですが、サッカーボールの中ではかなり高価な部類に入ります。

『JFA検定球』は性能や品質で若干劣るものの、価格は安価なものから高価なものまであります。

予算に余裕があり性能が良いボールが欲しい場合は『FIFAクオリティプロ』、コスパが良いボールが欲しい場合は『JFA検定球』を検討してください。

 

4.デザイン

『デザイン』の優先順位を一番下にしたのは、観賞用でなければ試合や練習で使えないと意味がないからです。1~3までで決めた条件の中から好きなデザインのボールを選びましょう。

 

まとめ

今回はサッカーボールの種類について解説しましたが、いかがでしょうか?サッカーボールといっても様々なサイズや素材、製法があります。この記事がサッカーボール選びの参考になっていれば幸いです。

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