ワールドカップの７つのジンクス

ワールドカップで起きるジンクスには、優勝国にまつわるものや開催国にまつわるものなど様々なジンクスがあります。今回はそんなワールドカップのジンクスを7つ紹介していきます。

ワールドカップのジンクス

ワールドカップの歴代優勝国は全てその国の監督が率いており、外国人監督が率いて優勝を達成したチームは存在しません。

また、決勝に導いたのは1958年大会で『スウェーデン代表』を率いた『イングランド人』の『ジョージ・レイナー』と、1978年大会で『オランダ代表』を率いた『オーストリア人』の『エルンスト・ハッペル』の2人だけです。

1930年大会～2006年大会まで、開催国は決勝トーナメントに進出を果たしています。

しかし、2010年大会開催国の『南アフリカ代表』がグループリーグで敗退し、ジンクスが破られてしまいました。

2014年大会は『ブラジル代表』、2018年大会は『ロシア代表』が決勝トーナメントに進出しており、ジンクスが復活しています。

1930年の第1回大会から現在に至る全ての大会で、開催国が初戦で敗れたことは1度もありません。戦績は『16勝6分』で勝率は『72.7％』です。

開催国の初戦の戦績は以下の通りです（左側が開催国）。

『フランス・フットボール誌』がシーズン最優秀選手に贈る『バロンドール』。1956年に始まった名誉ある賞ですが、前年に受賞した選手がいるチームがワールドカップで優勝したことはありません。

2002年～2018年の間に開催された5大会の内、4大会で前回優勝国がグループリーグで敗退しています。

前回優勝国でグループリーグ敗退したのが以下の5チームです。

2002年大会以前で前回優勝国がグループリーグで敗退したのは、1966年大会の『ブラジル代表』の1チームだけでしたが、2002年大会～2018年大会で4チームもグループリーグで敗退しています。

常に決勝トーナメントに進出し、ベスト8以上の成績を収めてきた『ドイツ代表』でさえ、同国史上初のグループリーグ敗退を喫し、ジンクス飲まれる結果となりました。

1962年大会～2006年大会まで『南米勢』が優勝、次の大会では『欧州勢』が優勝、と南米勢と欧州勢が交互に優勝していました。

しかし、近年では欧州勢の力が強く4大会連続で『欧州勢』から優勝国が出ており、決勝進出ですら『アルゼンチン代表』の1回のみとなっています。

『FIFAランキング』は1993年に導入された制度です。1994年以降のワールドカップ優勝国で、最も『FIFAランキング』が低かったのは『フランス代表』の『18位』。『FIFAランキング19以下』の国が優勝したことはありません。

優勝国とそのFIFAランキングは以下の通りです。

今回はワールドカップのジンクスについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？

今回紹介したジンクスを知っていると、ワールドカップをちょっと違った角度で楽しめると思います。