サッカーのEURO(ユーロ)とはどんな大会？

サッカーの『EURO(ユーロ)』という大会を知っていますか？『EURO(ユーロ)』はレベルが高く世界中から注目を浴びる大会です。今回はそんな『EURO(ユーロ)』について解説していきます。

EURO(ユーロ)とは？レベルの高さと、番狂わせの多さが魅力。

『EURO(ユーロ)』とは『UEFA(欧州サッカー連盟)』が主催する欧州各国の代表チームによる選手権のことで『欧州選手権』とも呼ばれます。

『EURO(ユーロ)』は、ワールドカップで４回優勝の『ドイツ代表』や『イタリア代表』、２回優勝の『フランス代表』など多くの強豪が参戦するため、ワールドカップに引けを取らない程のレベルの高い大会です。

世界的な選手が多く出場することや、強豪とされない国でも強豪国との差はそれほど大きくなくため、どの試合でも白熱した好ゲームを多く観られることから、欧州に限らず世界中から注目を集める大会です。

『EURO(ユーロ)』はグループ分け次第では強豪国が同じ組になることもあり、有力とみられる国が敗退してしまうこともしばしば。

決勝トーナメントにおいても『スイス代表』が3年前にワールドカップ王者になった『フランス代表』に勝利したり、初出場の『アイスランド代表』が『イングランド代表』に勝利するなど強豪国が足元をすくわれることもあります。

過去には、過去の大会で1度も勝利したことがなかった『ギリシャ代表』が優勝したり『ユーゴスラビア代表』の代わりとして急遽出場した『デンマーク代表』が優勝したりするなど、本命とされていなかった国が優勝する番狂わせが起きています。

『EURO(ユーロ)』は4年に1度、ワールドカップの2年後、夏季オリンピックと同じ年に開催され『6月の中旬に開幕』し『7月の中旬に閉幕』します。

次に開催されるのは『2024年』で開催地は『ドイツ』です。

『EURO(ユーロ)』は欧州の全ての国が出場できる訳ではなく、予選を突破した『24チーム』が出場することができます。

出場するチームの内訳は以下の通りです。※2024年ドイツ大会の場合

『UEFA』に加盟している国で、開催国で出場権を得ている『ドイツ』を除いた『54チーム』を『1グループ5or6チーム』の『10グループ』に分け『ホーム&アウェーの総当たり戦』を行います。

各グループの1位と2位のチームに『EURO(ユーロ)』の出場権が与えられます。

『EURO(ユーロ)予選プレーオフ』は『UEFAネーションズリーグ2022/23』で良い成績を収め『EURO(ユーロ)予選グループステージ』で出場権を獲得できなかった『12チーム』が参加します。

参加する『12チーム』を『4チームの3グループ』に分けトーナメント方式で戦い、各トーナメントの勝者3チームに『EURO(ユーロ)』の出場権が与えられます。

『2024年大会』の放送に関してはまだ決まっていませんが、直近の大会は『WOWOW』が放送していることから『2024大会』も『WOWOW』が放送すると思われます。

『2024年大会予選』と『2028年大会予選』は『DAZN』が放映権を獲得しています。

『EURO(ユーロ)』の歴代優勝国は以下の通りです。

今回はサッカーの『EURO(ユーロ)』について解説してきましたが、いかがだったでしょうか？　『EURO(ユーロ)』はワールドカップを凌ぐほどのレベルと、番狂わせの多さが魅力の大会で、世界中から注目されています。

キックオフの時間が日本時間で深夜になることが多く夜更かし必至ですが、サッカーファンならぜひチェックしておきたい大会です。