サッカーの『コパ・アメリカ』という大会をご存知でしょうか?? 『コパ・アメリカ』は『ワールドカップ』や『EURO』と同じく世界中から注目を浴びる大会です。
今回はそんな『コパ・アメリカ』について解説していきます。
コパ・アメリカとは?
『コパ・アメリカ』とは『CONMEBOL(読み:コンメボル 意味:南米サッカー連盟)』が主催する、南米各国の代表チームによる南米最強を決める国際大会です。
1930年に第1回大会が開催されたワールドカップより歴史が長く、『コパ・アメリカ』は1916年に第1回大会が開催された世界最古の国際大会です。
旧称は『南米選手権』でしたが、1975年大会から現在の名称である『コパ・アメリカ』に変更されました。
コパ・アメリカの開催時期は?
『コパ・アメリカ』は『4年1度』、EUROと同じ年に開催されます。
1975年大会~1987年大会までは4年に1度、1989年大会~2001年大会までは2年に1度、2007年大会以降はの4年に1度の開催に戻されています(2020年大会はコロナ禍の影響で1年延期)。
開催国はCONMEBOL加盟国でローテーションすることになっています。
コパ・アメリカはどこで放送される?
電通が2028年までの全商業権の独占販売権を取得しています。対象となる商業権に『放映権』が含まれており、放送局や配信業者に販売する形になります。
2019年大会は『DAZN』で、2021年大会は『ABEMA』が共に独占中継しました。2024年大会、及び2028年大会の放送はまだ未定です。
コパ・アメリカの参加国と招待国
『コパ・アメリカ』はCONMEBOLに加盟する全ての国が参加しますが、CONMEBOLには10国しか加盟しておらず、新規加盟も1952年のベネズエラ加盟を最後に認めていないません。
ですが10チームでは大会を開催するのに不都合があります。
トーナメント方式にすると各チームの試合数が同じにならず、グループリーグ方式でも『5チーム・5チーム」のように1グループのチーム数が多くなるか、『3チーム・3チーム・4チーム』のようにグループごとにチーム数が異なってしまいます。
そのため1993年大会以降南米以外の国を基本的に2ヶ国招待しています。
招待国は地理的に近いCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の加盟国が多いですが、AFC(アジアサッカー連盟)の加盟国が招待されたこともあります。
また、招待国が優勝したことはありません(最高順位はメキシコの2位)。
コパ・アメリカは日本代表も招待
『日本代表』は1999年大会に招待され、CONCACF加盟国以外で初めて参加した国になりました。2011年大会と2015年大会にも招待されますが、いずれの大会も辞退しました。
2019年大会に招待され参加しますが、招待国である日本代表には選手を招集する強制力がないため、U23の選手を主としたチームで挑みました。
結果は、1999年大会は1分2敗、2019年大会は2分1敗で、いずれもグループリーグ敗退に終わっています。
まとめ
今回はサッカーの『コパ・アメリカ』について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
『コパ・アメリカ』は日本からでも比較的見やすい、朝や早朝の時間にキックオフされるので、大会が開催される際はぜひチェックしてみてください。